恥ずかしながら帰って参りました

という訳で自宅から更新です。
Twitter観てた方は御存知の通り、例のお仕事はクビになりました。
いやー、向き不向きで言えば明らかに不向きだったし、ギリギリまで自分で辞めますって言わなかったのも意地だけだったので、まぁこれで良かったのかも知れません。
まぁ、色々勉強になりましたよ、うん。
五体満足で帰ってこれたのが一番です。マジで。
職場のあった横須賀からさいたままで歩いてきたりしたので(まとめ→http://togetter.com/li/212941)その辺の話も余裕があれば追々したいですが今回は置いておきます。


という訳で現在フリーターに逆戻り。
バイトの面接受けながら冬コミの準備なぞを進めています。
例大祭などで売り子させていただいているマムドルチァさんが今回冬コミ当選されて、自分も多分そこにお邪魔させてもらえる事になりそうです。
今のところそちらでマムさんの本と一緒に自分のコピー本も委託させて貰えたらいいな、と思っています。
ゲストにも一つお呼ばれしてるので、12月の頭頃にはもう少しきっちりとした話ができるんじゃないかなぁと思います。




タイトルは【ひかるものください】
職場の寮で完成させた唯一の絵です。

お願い

昨日携帯電話を水没させてしまい、頂いたメールアドレスなどのデータが全部ふっとんでしまいました。
もし鳩里とアドレスのやり取りをされた方、お手数かけて申し訳ないのですが今一度連絡頂けると助かります。
アドレス、電話番号の変更はしていません。

何卒よろしくお願いします。

さあ行くんだその顔を上げて

という訳で先日Twitterで呟いたように、お仕事が決まりました。
明日10月2日から来年4月一杯まで横須賀で出稼ぎでございます。


これまで使っていたノートパソコンが壊れてたもんで買い替えたのが痛いけれど、それでも何だかんだで最後まで欠勤せずにやりきれればその半年で100万円以上貯金できるはずなので頑張ります。
収入のイイ仕事はどうしても仕方ないとは言え震災で避難してきた人もいるから競争率が高いし、長いこと面接いっては落ちを繰り返していたけれど、これでようやく一安心。
肉体労働なのでただただ体を酷使する日々になるけれど、一応これが僕の職歴のスタートになると思います。
きちんとした就職せずにこうしてふらふらしてたのもやりたいことがあるからで、そのやりたいことをやるためにはある程度のお金が必要になるわけで。
頑張らなきゃいけないわけで。


ここまでも長かったし、正直ヤレヤレと思ってるフシが自分自身無いことはないけれど、まだスタートラインに立っただけだって事は忘れちゃいけない。
噂ではひと月で3割は居なくなるような職場だそうで、決して安泰じゃない。
一人暮らしだって初めてです。
仕事で手や腕を痛めたりしたら後々面倒だし、その辺上手く出来るように体の使い方を思い出す修行だと思って耐えていくつもりです。



なお、絵や漫画の制作ですが、寮に入るためネット環境がどのくらいになるか未だわからないので発表に関しては全然見通しが立ちません。
ただphotoshopとSAIは入れておくのでそれほど製作自体は滞ることなく描き続けられると思います。
ただ、友達の中の何人かには「年内に画集を一冊…」なんてことを言ってたのですがそれはちょっと厳しそうです。
もし楽しみにしていてくれた方がいたらごめんなさい。
先々のスケジュールを考えて、来年例大祭狙いで本を作ってます。
そこに間に合わなかったら多分来年も一年本作はお預けになると思うし、そうならなかったらそれはそれで予定が狂っちゃうので困るのでなんとかきちんと漕ぎ着けたいところです。
やるやる詐欺常習犯」と自分をなじる事もいい加減やめたいですし。
向こうではそんなに遊びに行ったりできなくなると思うので、その分きっちりやっていきたい。


そんな訳で長々と書きましたけれど、詰まる所しばらくふんばりを要する期間に入ります。
サボってそうな気配を感じたら気軽に喝いれてくださいませ。

ネタバレについて思うこと

神霊廟のネタバレを数日間回避してて思うことをつらつらとまとめました。
Twitterで書いた長文を少し足し引き修正してまとめ直したものだけれど、こんなに書いてたのかとちょっと自分でも引いた。
一応念の為に言っておくと、僕自身はネタバレ自体に抵抗はないです。
ただネタバレを本気で嫌がってる人も割とtwitter等で見かけるので、一緒にネタバレに対する人の配慮の仕方とかを観察しようと思ったのがきっかけです。


という訳で以下ネタバレに関して思うところ。


とりあえず、「そりゃ大事に取っておいた唐揚げ不意打ちで口の中放り投げられたら嫌だよねぇ」というのが一番最初に感じたこと。
普通にpixivとかみてるとサムネ対策とかしてない人が結構多くて、確かに本気で嫌がってる人からしたらうんざりするだろうなぁ、と。
特に最近は、夏コミ直後はネタバレに配慮していたけれど、まだ製品版が出ていないのに1週間程で何故か配慮することを辞めてしまう人もいる。
何かで目にしてしまったら直ぐ目を逸らすようにしてたけれど、既に何人かのボス名や大体の色合いは覚えてしまった。
こんな現状では文句を言っても「それならpixivなんて覗かなきゃいいだろ」っていわれて終わり、って意見が出るのも分かる。
でも、そういうのが嫌がる人は身を隠して他の絵や情報を入手することも許されない状況に追い込まれざるを得ないのだろうかと思うと、自分はそれは違うと思っている。


ネタバレに対する意識の差は、そのままゲームとの関わり方で分かれてるのかもしれない。
例えば、ゲームと攻略本を一緒に買ったり、すぐネットで調べる人はネタバレに対する抵抗は薄いだろう。
だれど、出来る限り自力で進み、イベントやキャラクターと出会いたい人、それで感動したい人はネタバレ嫌がるのは当然だし、そういった喜びを奪った人に対して不満を覚えるのも当然だと思う。
勿論、ルールとして明文化されていない以上、ネタバレに対して何の対策もしないこと自体をその規約に則って咎めたりするのは不可能。
ルールを破っていないんだから。
ただし、ネタバレに対して「騒ぎ過ぎだ」という人は、


『ルールを破っていない=悪ではない』という意識が強すぎる


ような気がする。



ネタバレを気にしないことと、ネタバレに配慮しないことは全く別の問題で、特に配慮しないことは「自分の作品によって誰かが嫌な思いをする、迷惑に思う」ことに対して無頓着であるように思う。
以前Twitterで表現の話をしたときに述べた、『想像力の欠如』に通じる話。
勿論愉快犯も少なからず居るんだろうけれど。


先程述べたとおり、ネタバレに関してはルールとして明文化されていない場合が多い。
それだけに一人ひとりが『何故明文化されないのか、またルールとして明文化されてしまったらどうなるか』を考える必要はあると思う。
そしてそれは、「罰せられなければ何をしてもいいのか」という問に繋がる。
ネタバレというのは、性表現、暴力表現の話などと一緒で、人によってはそれによって不快感を覚えるコンテンツ。
にもかかわらず、そういう意識を持っていない人があまりに多すぎるように思う。


最初の話に戻るけれど、好きな物はいつ食べてもいい人、最初に食べたい人、最後にとっておきたい人に分かれる。
これは好み。
良し悪しの話じゃない。
ただ、ネタバレに対して無配慮な人は問答無用で他人の口にそれをねじ込む。
文句を言っても「どうせ早かれ遅かれ食べるんだから」と相手にしないかもしれないし、「気にする方が神経質なのだ」と切り捨てるかもしれない。
仮に指摘されて慌てて改めるならば意識の違いであって少なからず気遣いは出来るのだろうけれど、既に目にした人としては意味のない行為だ。

腹を立てた人はネタバレを罰せられるルールを作ろうとするだろう。
しかし、そうなると結局皆が損をする。
チラ見せなら良いのかとか、モザイク入れてるからいいのかとか、追いかけっこが始まる。
そうならないためにはどうしたら良いのだろう。


一番確実なのは従来言われているように、棲み分けること。
ただ、これだとどっちが出ていくだ場所をどうするだ周知させるためにはどうしたら良いだと問題は尽きない。
情報を入手する場に対していろんなことを求めても母数が多ければ確実な防御策はまず無いとおもう。
そもそも、棲み分けによって移動を余儀なくされた人が関係のない部分の情報収集にも支障が出てくるのが問題だ、というのがこれを書いてるそもそもの動機なので、結論としてこれを推すのは本末転倒。

しかし自分には、他に対応策になるような事は思い浮かばない。

結局、解決を各々の内面、つまり考え方を改変していくより他にないように思う。
ネタバレを見ても許す。
悪く言えば泣き寝入りしか無い。
良く言えば、これを通じて広い心を養うチャンス。


とは言え、勿論単純に無配慮な人全てを許す、というのも無理だろうし、それではあんまりだ。
それぞれの場はローカルルールを定め、ネタを知っている側にある程度の配慮を強制してもいいのではないかと思う。

つまり、ネタバレをする際でも許す為の理由、余白を作ること。
その為に、例えばpixivなんかでは一枚あいだに『ネタバレ注意』と挟んだり、大百科などでは文字色を反転させたり、そういった一手間かける気遣いがあれば、例え手違いで見てしまってもずっと丸く収まる。

大事なのは、『その配慮は何のためにするものなのか』ということ。
実際に、「自分はネタバレに配慮してます」という実のないアピールにしかならない、実際にはネタバレに配慮出来ていない人も散見される。
例えばpixivなどではタイトルに【ネタバレ】と付け足しただけで特に配慮もなくキャラの絵と名前を載せていたり、もっと酷いのはタグにネタバレと付けているだけのものもある。
検索から取り除く事ができるので全く無意味だとは言わないけれど、それよりも新着等で観てしまう可能性の方が圧倒的に対処すべき事柄だと思う。
先ほど挙げた、製品版が出ていないのに一週間や10日などで配慮するのを辞めてしまう人も同じ。
製品版が広くショップや通販などで手に取ることが出来る状態で、金銭的な都合等で手に入れられない人まで配慮すべきだとは言わない。
ただ、例えば神霊廟などの場合ではコミックマーケットで入手できた人は、欲しい人の何割程度なのかを考えてみて欲しい。
会場に行っても入手できなかった人は沢山いたのだ。



大したことをしなくてもいい。
我慢しなくてもいい。
ただ、お互いが少し想像力を働かせてみたらいいと思うのです。
どうやったって話を聞いてないしょうもない人も居るんだし、場合によっては諦めも肝心。
笑って許すしか無いときもある。

ネタを持ってる人はネタバレに配慮する。
ポーズではなく、何のためにネタバレの配慮をするのか考える。
ネタバレを嫌う人はネタバレに配慮してくれる人に感謝する。
そして万が一上手く行かなくてもある程度は笑って許す。

そういった意識を持てる人がひとりでも増えれば、ネタバレによる揉め事はずっと減るのになぁと思うのです。



ちなみに、鳩里は神霊廟ショップ委託開始(9/11)から一週間後からネタバレになるような絵とかも発表していくつもりです。
勿論まだやったこと無いのでどれ位描く気が起きるかはキャラの設定や魅力次第ですが、新着で見かけたEXボスはちょっと可愛いと思ってます。

夏コミお疲れ様でした。

夏コミ前に一度更新するつもりだったのに……

という訳で夏コミ一般参加してきました。
実はコピー本を持って行ったのですが、準備が間に合わず午後からの参加になってしまいいろんな方に迷惑かけてしまいました。
最初は持っていくのは小さいイラスト本にしようと思ってたのですが家のコピー機クオリティだとそれよりも漫画のほうが喜ばれるのかな?と思ったのが運の尽き。
表紙後書きもろもろ含めて20ページ、4・5日ぶっ通しで描き続けてましたがこうして締切の恐ろしさというやつかと身を持って知ったわけです。
しかもその後熱中症で体力落ちて数日寝こむとか、もう情けないったらありゃしないというやつです。


なお、そのコピ本ですがpixivに修正版を公開しています。
お陰さまで既に色んな方に感想をいただけてまして、感謝感激です。
修正前の物もアップロードしてましたが、マイピク限定公開にしています。
例によって欲しい方にはご一報頂ければzipで送ります。


今作をきっかけに、少し漫画に対して片意地はらずに、引き出しの一つとして出来ることを増やしたいなぁと思ってます。
絵の落描きと同じように、漫画の落描きができるようなればやりたいことがずっとやり易くなると思うので。
既に無謀にもtwitterでお題を頂いてるので後には引けない状況です。
ひっそりのんびり楽しみにして頂ければと思います。


他にも書こうと思うことはあるのだけれど、Twitterで済ませてしまうのはよくないなぁ。
向こうに長文書いたことを移して体裁整えてみるだけでも更新頻度上がるのかな。

Fly From Here

そして柄にもなく連続更新。

YESのおよそ10年ぶりにして最新のアルバム、『Fly From Here』を購入しました。


バンドの二本柱の内の一本であるバンドのボーカル、Jon Andersonが不在の本アルバム、はっきり言って不安でした。
詳しい経緯は省くけれど、自分にとっては中高大とこのJonこそ僕のヒーローだったりする人なので、彼無しのバンドが果たして……と不安もあったし、それ以上に不満もあった。
それ故に大好きなバンドでありながらも発売日になっても中々踏ん切りがつかず、購入を後回しに後回しになり、購入時も複雑な心境というなんとも煮え切らない状態が続きました。
それでもいつまでもそうしてるわけにもいかず、昨日ようやく視聴したのです。

で、その感想。
Jonの代役としてツアー、レコーディングした新ボーカルのBenoistが動画で見るよりもきちんと成長してたのが嬉しい。
思ったよりも違和感なく聴けて、かつ曲の屋台骨はこれまで通りしっかりしてるので十分かっこいい。
表題作は若干冗長な気がしないでもないけれど、PtⅤのコーラスなんかは「さすがYES」と安心させる。
FFHの70年代の作品の様な大曲構成やバグルスよりもYESらしさを強調したシンフォニックな音作り等は、諸問題で心配していたファンを安心させる為の配慮があるように見える。
『何があってもYesはYesだから安心して欲しい』というメッセージに思えたのは僕だけだろうか。
何にせよ、本作FFHは『プログレッシブ・ロックの雄、YESは未だ此処にあり』を存分に見せつける一枚だったように思う。
既に英国チャートでは結構上位(18位とか15位との噂)に食い込んでいるそうで、待ち続けたファンの期待にそれなりに応えられた一枚だと言えるんじゃないかな。


ただ、やっぱり改めて歌詞を見て、聴くと淋しさを感じないといえば嘘になる。
YESの世界観に欠かせないのが、Jonの幻想的な歌詞。
Benoistがどんなに上達しようともそこだけはそうそう追いつけるものではないし、だからこそYESがYES足り得た部分でもある。
自分は昔から彼の詞が好きで、サードやLadderのリーフレットやYESのBOX版に付いてきた歌詞・和訳の掲載されたブックレットを持ち歩いている位彼の言葉の高揚感溢れる使い方が好きだったので、非常に残念な気持ち。

自分はプログレとかロックとか、そういう音楽的な要素も勿論大事だけれど、それと同じかそれ以上に言葉の持つ力の占める割合が大きいような気がする。
そして、特にYESは自分のそういう好みをこじ開けたバンドなので、ハードルが高すぎたところはあるのかもしれない。


『Fly From Here』は面白いし、かっこいい。
ChrisもHoweも貫禄溢れる演奏をしているし懸念されたBenoistも十分楽曲に適合して、楽曲のもつ雰囲気は紛れもなくYES。
でも、かつて中高とサードのリーフレットを持ち歩いたように本作のリーフレットを持ち歩くような事はしないだろうなぁとも思いました。

非常にレベルの高いプログレッシブロックバンドとしてのYESは復活したけれど、肝心な所がどうしても抜けているように感じられてしまう。
レベルが高い作品だっただけに、複雑な気持ちはまだ続きそう。



ちょうど先日そのJonのソロアルバム『Survival & Other Stories』が発売されたのだけれど、新宿にあるディスクユニオン プログレ館に行ったら既に売り切れててショック。
そこに行けば絶対あるだろうと踏んでいたので、他で通販なども頼んでいなかったので困ってる。
今から注文したら大抵2週間はかかるそうなので、今から注文するか、近々入荷するとDUの店員さんの言葉を信じて通うか……



そんな今日この頃でした。
Jon厨乙。

気を抜くと更新をサボる

ええと、タイトルの通り、ちょいと間があいてしまいました。
いつの間にやら足跡も1000を越えて、ありがたい事です。

それにしても暑いですね。
ジトジト汗だくで先日は近所で6月の最高気温を行進するなど
すっかりこの世は夏です。

以上前置き。
ここ最近描いた絵をば。



最後の華扇は仕上げをいつものと、今まであまりしなかった加工の2パターン作ってみました。
他の絵にも最近の色々な『新しいこと』の跡が上手く出たかな、と思います。
と言っても、興味を持った講座を真似してみたり、手書きでテクスチャー作ってみたりといったことになるので珍しいことしてるわけではないんですが。


今もちょっと目的のある絵を数枚描いています。
と言ってもゲスト原稿とかそういうのじゃないので、夏コミどっかでおじゃましたりとかそういう事はないでしょうけれど。
間に合うようなら声かけて頂けたら凄い喜びますがどうでしょうか←


もうちょっと形になったらまた改めて。