加工に頼らない練習
タイトル通り、加工に頼らない練習というのを最近しています。
今迄ずっと加工ありきで絵を描いてたので、それ抜きでそれなりに描けるようになろう、という趣旨でやってます。
色んなレイヤーを重ねたりできないので、自分の手で描いたものだけで画面を構成しないといけない事の大変さを今さらながら実感しています。
当たり前な人には当たり前なんでしょうけれど、自分はあまり計算しないで偶然性に頼る部分が大きかったので、これで改めて絵をやり直しているような気持ちですね。
構図一つ、ポーズ一つ、線の強弱といった事一つとっても今まで自分が如何に手を抜いていたのかが改めて分かってきた気がします。
ちなみに、完成したものはほぼ全てtwipicにアップロードしています。
その中で幾つか気に入ったものを貼っておきます。
後ろ二つは加えて三色お題ったー(http://shindanmaker.com/115155)で使用する色を決めています。
と言っても寅丸さんなんかは濃さの違う灰色が二色だったので片方は白にしたものを載せてます(元のver.はtwipic(http://twitpic.com/photos/hatosato)にあります)
一つ意識しているのは、あまり手をかけないものでも一枚絵として完成させること。
一度アップロードしたものを描き変えることはあっても、描き上げた時点ではこれ以上描き加えるところや直すところは無いかと確認するようにしています。
描きかけの物や、落書きだと思う状態ではアップロードしない。
勿論そんなに手の込んだ物を描くつもりはないけれど、仮にも人に見せるものならばそれ相応のものにしないと心苦しいですし。手を抜いた物を描いたところで「ガッカリ」以外の何かを人に何か感じさせるほどの技量もないですし。
そんな訳でちょっとずついろんなコトをやり直してます。
いい加減新しい漫画も描きたいんですが、なかなか進みません。
好きなことでも腰が重いのが悪い癖なので、どこかで踏ん切りをつけないと……
例大祭8戦利品レビュー(下)
というわけで誰得レビュー後半戦であります。
左上から右上、また左下から右下の順です。
レビュー内での呼び方はサークル名は様付け、個人名はさん付けで統一します。ご了承ください。
『ないしょのおやつ』(四ツ星レストランおかん 様)
東方でカケアミの人といえばまず間違いなく名前が上がるであろうこのサークル様の最新刊。
実は自分が漫画をカケアミで描くようになったきっかけもこちらの本『やくもしんぶん』だったりします。
サークル主幹のいまいさんのブログで山川直人先生の漫画を知り、カケアミという技術を尻、自分も憧れてカケアミで漫画描いて今に至る。
脱線しました。
という訳で本作は橙がみつけた戸棚のおやつを近くに居たねこに唆されて自分たちだけで食べてしまおうと画策するストーリー。
相変わらずねこ達が表情豊かで可愛らしいのと、屋根の瓦や雑然とした物置など雰囲気がたまらない。
お話もいつものいまいさん。
サザエさん並の風格ですね。
『虚空に浮かぶ月が満ちる』(Aahun 様)
良くして頂いているマイピクの3さんの既刊(新作は売り切れでした…)。
昨年買ってはいたものの、諸事情あってきちんと読むことが出来ないまま時が過ぎ、一年経ってようやく手にする事ができました。
今回いろんな本を買ったり頂いたりしましたが、(他の方には申し訳ないですが)今回例大祭8でナンバーワンはこの本でした。
自分の一番大事にしている同人誌群の中にモヒカン様の『空には月、瞼に星屑』という本があるのですが、始めてそれを手にとった時の、
「こういうの描きたい!」
を呼び覚まされたような、そんな気持ちでページをめくってました。
まず表紙をめくって一拍おいた後の紫様がね、すごいんですよ。
ぶーーーわーーーーーーーーーー!!!!
って感じです。
素敵過ぎる。
あと穣子様の絵も大好きです。
新刊買いそこねたのが本当に惜しい……
『RAIN MAKER 3』(雨山電信社 様)
みんな大好き、RAIN MAKERの第3巻。
このブログ覗いてるような酔狂な方はみんな持ってるだろうと思うのですが、未だ読んだこと無い方は是非読んで欲しいシリーズ。
もう一巻は売り切れてしまっているそうなので、DL販売のサイトに委託されているのを買ってください。
東方抜きにしても、王道SFファンタジーとして十分楽しめます。
この三巻読んでて本当にそう思った。
勿論媒体は漫画なんですけど、読後感はまるでよく出来た洋画を観てるような感じでした。
その感覚の原因が描き込まれた背景なのか、ストーリーなのか、構図なのか、リズムなのか、分からないけれど。
この辺がスパっと言えないのは一重に勉強不足。
多分この東方界隈でストーリーモノの漫画の中でも最高峰に位置するシリーズだと思います。
クドいですが、読んだことない人は読んだほうがいいです。
マジで。
『セラギネラ 閑話 -紅色緋想天 上-』(マムドルチァ丘陵 様)
今回の例大祭でも委託とか売り子とかでお世話になったマムドルチァさんところの最新刊。
太歳星君の気配を感じ取った美鈴さんが、フランドールさんを連れて妖怪の山へ乗り込むお話。
今作に限った話ではないけれど、マムさんの小説の凄いところはきっちり弾幕勝負が描けてるところ。
ゲームの肝である弾幕の要素を全く匂わせなくても物語が成立するのが東方というジャンルの凄いところだけれど、却ってそれをしっかり物語に組み込んで鮮やかに書き上げてる事が出来てるのって東方創想話なんかを観てても殆ど無いと思うのです。
勿論いつものゆるーい幻想郷のノリも健在。
もう、全部売れちゃったけどね!
今回店番してて思いましたが、コレ読んで次の機会に購入考えてる人はホント早めに行ったほうがいいです。
身内贔屓とか抜きに、小規模サークルだと思うと痛い目あいます。
しかし次はこれの続編になるとか。
どうしよう紅楼夢とか行けないんですが。
『羽衣果実(フルーツ)』(バナナカレー 様)
マイピクで色々と面倒みてくださってるガルベロスさんが主宰を務めるバナナカレー様の新刊。
今は複数のメンバーで構成されてる漫画サークルって少ないですよね。
【ザ・同人】感アリアリのこのサークルさん。
天子ちゃんに羽衣を貸すよう強請られた衣玖さんのドタバタを描いたガルさんの『羽衣果実』、
輝夜殺人事件(?)に挑むてゐを描いた遼香奈こすもさんの『名探てゐイナバ』、
神奈子と諏訪子の掛け合いを描いたUNOYOさんの『藍色の髪の乙女』に加え、
なんといっても、本書の一番の注目はゲストに東方黒社会でおなじみのたけしばさんが参加してること。
凄い人引っ張ってきたなぁ。
東方トーテムポール(BlackDwarf 様)
独特な絵柄で知られる平野まさのりさんの最新刊。
過去にコピ本として発行されてた短篇『東方分煙運動』、『東方低血糖』に描き下ろしであり表題作でもある『東方トーテムポール』の3本で構成された短篇集になってます。
この人の描くキャラはどれも個性的なんだけれど、特筆したいのは東方低血糖にでてくる優曇華院さん。
あんな渋いうどんげ描ける人は他にいない(断言)。
この方の描く一コマごとのキャラの躍動感が素敵で、なんとか盗みたいなーと思う。
『アトリエ・オリエンタル』(しおきび畑 様)
東方プロジェクトのキャラをアナログ画で描いたもののみを集めたイラスト合同誌。
偶然見つけて、アナログコンプレックスの克服に何か役立つんじゃないかとすがる思いで即購入した本書。
本との出会いは一期一会という意味ではこの本が今回そのご縁は一番強いかもしれません。
アナログという縛りになるとやはりそれなり以上の絵描きさんがあつまっており、また一冊の中の幅が大きくていい買い物しました。
どの人がどんな画材を使ったのかが記してあるので、そっち方面の知識が皆無な自分にとっては非常に参考になりました。
がっつりとアナログを描くつもりはそんなに無いけれど、素材としてこれつかってみたいなーってのを幾つか見つけられたので、活かしていきたいですね。
『L■AMIA』(HORN★CHAMELEON 様)
いつもお世話になっているHCさんの新作画集。
………画集?
最初これを初めて手にしたときの第一印象は「なんだろうコレは」でした。
黒と金の鮮やかな表紙を一枚めくると、その先には延々と闇・闇・闇・闇……
どういう本なのか大体事前に伺ってたのである程度予想はしてたものの、
「そうは言ってもこれっきりって事はないだろう」
と思ってたのですが、本当にどこまでも闇・闇・闇・闇……
ああそうだこの人はこういう人だ、と再確認。
そんな本書ですが、ある意味ではこうして実際に本にして発行することに他の何よりも意味がある本なのかもしれない。
それは、『デジタルでの発表じゃできない』表現だと思ったから。
延々と一枚一枚の繊維や所々にある白い粒に目をやったりページをめくり続けて得られるこのモヤモヤとした感じはなんだろう。
『東方Projectに出てくるルーミアの画集』を期待した人にはガッカリさせる本だと思うけれど、『ざわざわさせてくれる何か』を探している人には価値があるかと。
あと、こういう訳の分からない物への対応ってそのままその人の心を映す鏡だったりすると自分は思っている。
『これは何だろう?』に対して『何だと思う?』と問いかけ返してくる。
例えば音楽なんかでは何遍も聴けばその傾向とか流れが分かって何らかの理解が進むもんだけれど、多分この本はそうは行かない。
何度か読み返してるうちに一番最後のページの糊が剥がれてしまった。
あーあ。
『向東流』(賽 様)
今回事前にリストアップした中で一番楽しみにしていた一冊。
賽さんの描く幻想郷は東方projectに登場するキャラのデザインではなく、そのキャラの設定やモチーフ等の背景が色濃く反映されていて、とても素敵。
こういう言い方は適切なのか分からないけれど、二次創作という枠で括るのが失礼な位東方以外の要素も絡み合って昇華された賽さんの世界が広がってる。
これがある意味最も健全な創作の連鎖なんだろうなぁ、と思う。
それこそZUNが色んなものから刺激を受けて東方Projectを作ったのと同じ流れがあるような気がする。
『海神別荘』と『風月同天』が特に好きです。
『悪魔の手触り』(腑抜け 様)
今回自分の本の価格を決めるとき、結構悩んだんです。
ヘタクソなりに色んなもの削って作った本だったので、100円位なら取っても罰は当たらないんじゃないかと。
でも腑抜けさんもコピ本出すっていう話を既に聞いていて、それほど枚数があるわけじゃ無さそうだったので多分この本も100円だろうなーと思ったときにおんなじ価値は無いだろうな、と思って無料頒布にした、というどーでもいい裏話があります。
と、いきなり脱線しましたが、本題。
腑抜けさんらしさ満点のモノクロ聖白蓮画集です。
一枚絵としては『基本姿勢』が好きですが、『極限の際』の発想にももの凄く惹かれます。
一冊通して、スマートで、余裕綽々なオーラが漂ってます。
あれは真似しようと思っても真似できないだろうな……
今回いろんな方の絵や漫画を拝見してて思ったのは、自分が如何に洗練されてないかってことでした。
もっとも、そういう意識が無いままにこれまで描いてきたのだから当然といえば当然ではあるのですが。
今までは手数を増やすやり方をしてきましたが、これからは如何にして手数を減らして、少ない時間・少ない量でしたい表現にまで行き着かせるかという事も考えてやっていこうとおもいます。
自分もいずれはこのレビュー上下で紹介した本に並んでも遜色ないような本が作りたいし、その為には一から構図について勉強が必要だし、模写もたくさんしなきゃいけないし、そしてなにより本を作り続けなくちゃいけない。
その為には技術だけじゃなく、発想の引き出しももっと広く深く持っておきたい。
うわーやること沢山ある。
気付かなかったら全然着手できてなかった。
例大祭行って良かった。
戦利品レビュー(上)&反響御礼
例大祭お疲れさまでした(二回目)。
前の日記で書いたとおり、買ったり頂いたりした本について思うところとか書いていこうと思います。
量が量なので、上下編に分けての今回が(上)。
順番は基本写真の左上から右、また左下に戻って右へ、という順番で。
ただし、同じサークルさんのものは構成上順序が違ったりします。
全部描き終えてから見なおしてみるとレビューってほどレビューしてないですが、ご勘弁を。
・『幻想野球絵巻〜タートルズvsフロッグス 亀蛙相撃〜』(Rhythm Five 様)
以前紹介した動画「東方野球in熱スタシリーズ」のファンや関係者が企画・製作した合同誌。
これはその第2巻。
第一巻は持ってたのですが、コチラはまだ持ってなかったので購入。
動画を追いかけていた人にはたまらない裏話や番外編、マニアックなクイズなど、『ザ・ファンブック!』感の濃い一冊でした。
読んでる最中ずっと懐かしんだり笑ったりして、滅茶苦茶楽しめました。
動画シリーズを知らない人には勧められない本なのが残念ですが……
それにしても、一ファンとして呼んでいる一方で一アイコン絵描きの一人としてこのシリーズに関わらせてもらっているのが改めて嬉しいし、感慨深いですね。
………そういえば第三弾はあるのかしら(そわそわ)。
・『もこしば』『慧眼の師』(あみだ屑 様)
語尾に「モコ」を付ける妹紅を描かせたら間違いなく日本一でしょうけれど、それ抜きでも個人的には慧音と妹紅描かせたらここが一番じゃないかなーと思うのです。
新刊は残念ながら手に入らなかったものの、未だ持ってなかった二冊を購入。
笑いのネタ・画・ストーリー、どれも好みにどストライクです。
『もこしば』は文字通り妹紅と柴犬の日常を描いたお話。
動物がたくさん出てきて可愛いくて8割ほのぼのですが、2割が締めるところをキッチリ締めてるのでページ数以上に読み応えがある。
でもソーセージは塩分多そうだから真似しないほうがいい。
『慧眼の師』は慧音の(多分)ティーンエイジャー時代と謎の男性との一幕を描いたお話。
皆のマドンナで勉強熱心で朴念仁で真面目ででもちょっとお転婆で、正に『THE・上白沢慧音15才』って感じの一冊。
それだけでももう割とお腹いっぱいなんですが、ストーリーの発想が素敵で別腹。
・『九つのおはなし』『鵺箱詰め合わせ2』(鵺箱 様)
少し前の本ですが、とても素敵なプリバの話を描いていた事がきっかけでファンになったこのサークル様の、新刊とまだ持ってなかった一冊。
『鵺箱詰め合わせ2』は自分も漫画を描くようになってからその引き出しの量を増やすためにも、どうしても欲しい一冊でした。
2Pで笑わせる、10Pでゾクッとさせる、8Pでニヤニヤさせる等、短いP数ながらどれも素敵に描きこなしているのはすごいなーと感嘆。
自分もあんなふうに何でも描けるようになりたいですね。
何度も読み返して勉強させて頂きます。
あと何気に椛が耳なしだったのがちょっと嬉しかったり。
特別耳ありがイケナイって訳じゃないんですけどね、なんとなく。
『九つのおはなし』は藍が紫に対して不信感を抱くようになったら?というシリアスモノ。
二人(匹?)の関係とその考察も素敵だし、ラスト5ページで胸と目頭が熱くなった。
のんさんの描く長編、やっぱり大好きだ。
・『失禁伝説 特攻の椛』(原子真一 様)
文に裏切られた椛がグレて暴走族になっちゃうぜって話。
漫画もそうですが最後の方にある東方ジャケパロプログレレビューが必見。
正にマニアによるマニアのためのページ。
あれだけでも十分元が取れます。
あと、ガルベロスさんからの紹介で今回この本のゲスト原稿を描かせていただきました。
絵の方はpixivに挙げてあります。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=18611129
ぜーんぶYes。
こんな機会でもない限りは一生描けなかった絵だとおもうので、貴重な機会をくださったガルさんと原子さんには本当に感謝しきりです。
・『東方あれっ』・『八雲家ただいま朝の5時』
・『ムラサ先輩と肉まんはんぶんこ』(おきたできた 様)
『東方あれっ』は東方各シリーズをモチーフに一本ずつ1P漫画とイラストが詰め込まれた一冊。
漫画もそうだけれど、いつもとは塗りとかがちょっと違う感じのぺこさんの絵が結構多くて見ごたえあり。
『八雲家ただいま朝の5時』は八雲家の面々の一日を一時間ごとにセリフなしで追っていく、絵本とイラスト本のあいのこみたいな本。
橙は良い子だし、藍さまはずっと働いてるし、紫さまはほとんど寝てるし、それでもみんな仲良さそうで、嗚呼八雲家此処に在りって感じですね(?)。
かわいい。
というか僕の生活下手するとかなり紫さまなんですが。
『村紗先輩と肉まんはんぶんこ』はナズーリンが肉まん買ってくるも、諸事情あって食べられなくなって、村紗先輩が肉まん半分分けてくれる、というお話。
がっつり絵本です。
幼稚園〜小学生低学年なら東方とか知らずに楽しめるんじゃないかってくらい絵本。
この本で踏み外す子とかいるんじゃないかしら。
どれも可愛いよ!
……というわけで例大祭戦利品レビュー(上)は以上です。
正直買い逃しちゃったところも結構あるのですが、この質は大勝利と言って過言ではないんじゃないでしょうか。
(下)もなるべく近いうちに描きたいところですね。
話は変わって自分の本について。
例大祭で公開したコピー本、『心音』は公開を終えました。
欲しい方には引き続きzipで送りますので何かで言って頂ければ。
本文に書いてない通り、無断転載やデータのやりとりに付いては禁止していませんが、できれば奥付のクレジットまで全て纏めて扱うようお願いします。
まぁ、あれを『俺が作ったんだぜー』って自慢して自慢できるような本でもないでしょうけれど。
勿論このルールは断りがない場合はこの本コッキリですので、今後本を作ったときに『鳩里の作った本はタダでやり取りしても何も言わないらしいぜ』って訳じゃないのでご了承ください。
作品の中身についてはちょっと話したいことがあるのでレビュー(下)と一緒にするかもしれませんけれど、読んでくださった方が感じ取ったものを大事にするなら黙ってた方がいいかもしれないので、しないかもしれません。未定。
最後になりますが、pixiv、このブログで頂いたコメント返しをここで。
・l_________lさん
『希望』は今作に限らず一つ大きなテーマとして持っているものなので、それが伝わった、という事は作り手としてこれ以上ないくらいの喜びです。
この話自体はだいぶ前から考えていたものなので、大事に温めていただけ上手く伝わったのかもしれませんね。
・pentamaniaさん
『ポルターガイストは人が居ないと起こらない』という法則はプリズムリバー家の面々に当てはめると色んな想像が考えられますよね。
一部では子供のいたずらや精神異常の結果、等と言われてますが……
あと慧音先生は僕の中では超男前です。
もこたんちゅっちゅやきもけーねな先生は今後も期待できないでしょう。
・Kazikaさん
ルナサが真面目(堅物?)、メルランがいつも笑顔で余裕たっぷりな感じ、となるとリリカは自然と喜怒哀楽をハッキリさせるようになるんじゃないかな、と思っていたので、その辺は意識して描いてました。
兄弟・姉妹の性格が似ないのは、『近い存在に対して如何に差別化を図るか』というのが自然と出るからだそうで、この三姉妹はその典型っぽいですよね。
・ナユタパースさん
アクションやイチャイチャの一切無い話なので、見所らしい見所は最後のシーンを除けば二人の会話位なんですよね。
だからそこは精一杯気を使って描きました。
アイディアもずっと前から考えていたものだったので、楽しんで頂けたのなら嬉しいです。
他にもメールやSkypeで感想を頂いたりしてまして、感謝感激恐悦至極とは正にこの事。
まだまだ描きたい話はたくさん有るので、新しいものが描けたらその時はまたお付き合い頂ければ幸いです。
追記:音楽もやれるようになりたいので、少しずつ練習していこうと思ってます。
Twitterに貼った奴ですが、こちらにも。幽霊楽団のアレンジです。
http://twaud.io/r5l9
東方ピアノEasyモード様(http://easypianoscore.mad.buttobi.net/index.php#first)
からmidiデータを拝借・加工して製作しました。
この場を借りて御礼申し上げます。
例大祭お疲れさまでした
僕は元気です
例大祭、お疲れさまでした。
切羽詰った状況だったのでこちらにはきちんとした案内が出せず、気にしてくれていた方が居ましたらスミマセンでした。
当日ギリギリまでコピ本作っててそのまま寝落ちという大失態を犯してしまいましたが僕は元気です。
ゲストでお世話になった原子さんや、Twitterなどで構ってくれたぺこさんなどにもご挨拶できて充実したイベントでした。
頂いた本も面白いものばかりで、ひょっとしたらレビューとかするかもしれません。
コピ本について。
初めての個人誌ということでそれなりに力を入れて作ったつもりですが、まだその力の入れ方が上手くないなぁ、という事を実感するこのひと月でした。
それでも何がなんでも描ききって、完成させて公開して、反省しよう、という気持ちでこの本を出しました。
初歩的なミスもあり、出来に満足出来る域にまでは到底到達してないので、今回の頒布は手渡し含めて全部で10部くらい、すべて無料で行いました。
『鳩里はどんな本描くんだろう』という方にはちょっとがっかりさせたかもしれません。
『鳩里はどんな話を描きたいんだろう』という方にはなるほどと感じて頂けたのではないかと思ってます。
今回の反省を踏まえて、今後もほそぼそと漫画も描き続けていくつもりです。
ああいう話を、もっと良い本で提供できるようになる為には自分にはまだまだ必要なステップが足りてないことを実感しましたし。
今回のコピ本については一週間位pixivで公開することにしました。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=18764474
一週間位で消しますが、欲しい方は一報くださればzipでお渡しします。
ではではー
一周忌
今日は飼っていた犬の一周忌でした。
ついこの間も夢に出てきたのに、もう一年。
早いもんですね。
これも一つの区切りということで、彼の住んでいた小屋を壊しました。
10年以上建ってたのに意外と錆びておらず、ドライバーでサクサクと分解できてしまう。
トンカチでバキバキやらなきゃいけないかもしれないと覚悟していただけに、ちょっと拍子抜け。
解体は1時間もしないうちに終わる。
おそらく昔彼が家の下に堀ったんだろう、おもちゃのたぐいがちょこちょこと見つかる。
彼の小屋と柵の隙間に生えようとした笹たちが、まるでそういうオブジェのように残ってた。
未だに彼との付き合いに関しては後悔してるところが結構ある。
もっとああすればこうすれば、という思いが未だにあるし、だからこそ夢にも出てくるんだと思う。
彼の顔が思い出せなくなっても、そういう念は一生残る気がする。
昇華させるにはまだ時間がかかりそうだけれど、頭では分かってるから大丈夫。
多分。
風邪
季節の変わり目というのは厄介なもので、自分は毎年のように体を壊します。
今年もその例外ではなく、鼻水がずびずび状態であります。
先日話題にだしたゲスト原稿を完成させて直ぐのことだったので良かったといえば良かったのかも。
おじゃました本については後日またきちんと紹介しますね。
で、肝心の自分は例大祭で何するかって話ですが。
今のところ短編漫画のコピ本を予定してます。
まだネームを切ってる段階なのでなんとも言えないですが、今回も自分の出来る100%でお届けできればと思います。
漫画は難しいけれど、それだけ今までとは違う場所の脳味噌使ってる感じがして結構楽しみながら作業してます。
ただそれを垂れる鼻水がジャマをするのも事実。
風邪を早めに治してがっつりと没頭したいところです。